2018年5月号 BAZAAR インタビュー日本語訳
2018年5月号 BAZAAR インタビュー日本語訳
EVERYDAY カムバック関連インタビューです。
ゴゴシン＾＾
Q. タイトル曲「EVERYDAY」の歌詞のように「毎日目新しい」と感じるものはなんですか？
写真を撮っています。フィルムカメラの質感が良くて少し前に購入しました。メンバー達を撮ったり風景を撮ったりします。写真の本を準備していて、それに入れる写真を準備中です。
Q. スタジオでも暇を盗んでは庭の花を撮っているのを見ましたよ。準備している写真の本はいつ頃出版されますか？
ページに入れる写真を選んでみたら、もう少し時間がかかりそうです。写真と一緒に、僕が書いた文章も入れようと思っているんですが、写真を見て感じることを書いてみようかな、と。写真の横に僕が感じたことを書いたり、見た人が埋められるように、空間を空けておいたりしようかなと思っています。
Q. インスピレーションとなるものは主にどんなものですか？
主に空想をしながらインスピレーションを受けるタイプなんですが、今回のアルバムはファンを思い浮かべながら、インスピレーションを貰いました。「ファン」という一つの主題から始めても、考えは多方面に広がります。例えばファンのために努力する僕たちの姿とか、ファンに頂く何かとか、ファンに対して伝えたい話とか、それが最近受けた強力なインスピレーションです。
Q. 今回のアルバムの収録曲の中で一番記憶に残っている曲があるとしたら？
歌詞に一番力を注いだのが、「MOVIE STAR」です。今回のアルバムの曲の多くは
ゆったり楽しめる曲なんですが、この曲は僕たち自身の話を込めようと努力しました。だからラップの歌詞を書いたメンバーも一文字に魂を込めてようと、修正に修正を重ねました。
一番最後にみんなで合唱する部分があるんですがその部分はキャンプに来たかのように陽気に歌いました。
Q. ウィナーは多くのヒット曲がありますが、カンスンユンの「本能的に」はやはり強力でしたよね。ミュージシャンとしての経験を積んだ今、リメイクしてみたい歌はありますか？
「本能的に」は僕の名前を大衆に広めてくれた歌なので、ありがたい曲です。今リメイクをするとしたら、する前にたくさん悩むと思います。「本能的に」の時は幼くて
経験がなかったから勇気だけでやったけど、曲を書き、歌手生活の経験をした今は、曲の作業のカテゴリーで細部まで神経を使わなければいけなくなりました。
Q. 20代中盤に差し掛かっています。最近大人になって行っていると実感した瞬間はありますか？
以前の僕は、僕とは違う人に対する理解が足りなかったように思います。「どうしてそれしか出来ないんだろう？」「どうして僕はこれしかできないんだろう？」と鞭を打つ方だったんですが今はだんだん誤差と失敗を受け入れて、認められるようになりました。関係でもお互いに違うということを認められます。
Q. インタビューでメンバーがスンユンを「小言を言うオンマ」と表現していました。小言を言いたくなるメンバーは誰ですか？
最近はあまり言ってないと思うんだけど…。ミノに言いました(笑)ミノは何か一つに惹きこまれると、その分野の専門家のように良い装備を欲しがるんです。最近ミノがカメラをたくさん買うから、もう買わないでって言ったんですけど、また買ったんです(笑)
Q. 自分が考える人生のウィナーは誰ですか？
自分の望みを叶える人。自分の考える幸福を追っかけている人。
僕たちの場合は多くの人がウィナーの音楽を好きになってくれて、長く記憶に残ることができたら、ウィナーになれますよね？
Q. スタジオでカメラを手離さない姿が印象的でした。
写真にすっかりはまっています。昨年から趣味で始めたのですが、最近さらに集中しています。だからか最近カメラをたくさん買ってしまって大変です。今まで買ったカメラを数えてみたら9個もありました。
Q. コレクターするのが好きな方ですか？
実は僕、物自体が好きです。4年前には
フィギアが取っても好きで集めていました。当時宿舎が狭かったのですが、場所を取るフィギアを整理するのに怒られました。今はむしろじっくり眺めるものより、使い勝手があるもの、何かを作り出す実用的な物が好きです。
Q. 最近はどんな歌を好んで聞きますか？
うーん、僕のプレイリストをお見せします。チャイルディシカンビノの「Redbone」は僕が一番好きな歌なんですが、今日スタジオでもずっと聞いていました。
バーチの「Beautiful」も好きです。
Q. ミノのラップスタイルは絶えず変化していると思います。
高校生のときはハードな声のラッパーに憧れていました。DMXのような声のラッパーが好きで、ラップをするとき喉をこすって、わざと叫んだりしていました。でもアルバムを構成する全ての曲を消化しようとすると、ハードな声より広いスペクトルを持った声が必要です。それを分かってからずっと努力しながら変えてみたら僕ができる曲の範囲が広がりました。最近はラップの歌詞に独特な単語を入れるのが楽しいんですが、幼稚さと独特さのぎりぎりのラインを守ろうと努力しています。2重の意味を含む単語を入れてもその表現が飾り気がなく正直だといいいですね。僕だけでなく聞く人にも記憶に残る歌詞がいいと思います。
Q. 日常で予告なく訪れるインスピレーションにどう反応するタイプですか？
必ずメモします。文字で書いておいたり、絵で描いておいたり。記録をせずに忘れてしまうのが一番やりきれないです。僕は遅くまで起きている方ですが、寝る直前の時間を楽しみます。1日の中でそのときが一番アイディアが浮かびます。横になって静かに考えてみたらレム睡眠状態の直前にもアイディアが湧き上がるんですがそこで書いておけるか、書いておけないかなんです。そのまま寝てしまったら次の日に必ず後悔します。
「あ！昨日めっちゃいいのあったのに！」
Q. インスタグラムを見たら絵も上手で、グッズもデザインされて、色んな姿から手先が器用なようですね。音楽の作業やデザインの作業にインスピレーションを与えるインスタアカウントはありますか？
あ、これは教えちゃだめなんだけど…（笑）コラージュ作業で有名なマットカーニーヘンのインスタグラム（＠moon_Patrol）をよく見ます。この方の作業がすきなんです。
Q. 携帯ケースも青いバラですね。デザインしたグッズにも青いバラが登場していましたね。
青いバラに強く惹かれました。ボーっと見ていて花言葉を検索してみたんですが、
元々探すのが難しかった青いバラの花言葉は「絶望」だったんですが、よく見つかるようになってからは「希望」「奇跡」に変わったそうです。その花言葉が良くて、インスタグラムのプロフィール画像にも設定したんですが、ありがたくもファンのみんながたくさん青いバラをプレゼントしてくれます。一度は日本のコンサートの舞台の上で初めて生花をいただいたんですが、家につく間にしおれるかと思い、飛行機の中でも大切にケアして持ってきた思い出があります。
Q. 昨年に続きカムバックの日付がまたも4月4日でしたね。2019年4月4日にウィナーは何をしていると思いますか？
不思議なんですが、僕は元々数字の3が好きでした。
でも昨年4月4日のカムバックを起点にいい反応を受け、今回のアルバムのタイトル表記にも4を入れ、数字4と接点が多くなり、今は数字の4がウィナーを象徴する数字になってしまったようですね。
4にこだわるかのように、時計の針が4をさしているとなんだかうれしくなります（笑）
社長も数字の4を強く押していて、当分の間は4月4日にウィナーの音楽に出会える可能性が高いのではないでしょうか？
Q. 今回のアルバム「EVERYD4Y」で個人的に愛着が湧く曲はありますか？
「MOVIE STAR」です。曲を作った作業の過程、歌詞の意図と意味を知っているからか
歌詞がとても現実的に聞こえるんです。僕はそういう現実主義が好きなんです(笑)
Q. 今この季節にオススメしたい曲は？
春にオススメしたい曲は、まさに「EVERYDAY」です。今回のアルバムの収録曲は全部いいです。
Q. 自然な髪型を守って来たジヌさんのパーマヘアーが印象的ですね。どなたのアイディアですか？
僕がコンセプトを悩んで、検索してる途中に見つけたスタイルです。
「このスタイルやりたい！」と思って、見つけた案をスタッフに見せたんです。実は「REALLY REALLY」の時にパーマスタイルをやってたんですけど、誰も覚えてません(笑) 今回は活動期間内ずっと維持したいです。
Q. 「REALLY REALLY」以後、ジヌの声色がさらに鮮明に大衆に各印されましたよね。自分だけの声色を生かしてリメイクしたい歌はありますか？
ジャスティンビーバーの「Love Yourself」です。歌の練習をしながらたくさん歌った歌です。何度か録音もしました。
Q. 「無限に挑戦」と「善良に生きよう」でバラエティの勘も鍛えていますね。ウィナーのボーカルの役割もありますが、単独でバラエティに出るときはどうですか？
歌手である僕がバラエティに出演するにあたって、２つのオプションがあると思っています。本業のキャラクターを全て忘れてバラエティに挑むか、バラエティに出ても本業のキャラクターを意地するか。僕は前者です。バラエティに出演する際ウィナーのキムジヌの姿を全て忘れ、僕のまま、100％人間キムジヌの姿をお見せしようと努力する方です。
Q. 100％人間キムジヌの姿として過ごしている時間はとっても大切ですね。
はい。元々インドア派で家にいる時間が多いです。でもバラエティを通してたくさんの方と接し、外向的になったように思います。自然と外で人に会う回数が多くなりました。
Q. 一番尊敬するアーティストは誰ですか？
故チェ・ジンシルさん。「バラ色の人生」を初めて見たときにとても惹かれました。もちろん先輩がそのドラマでの演技が良くて。僕が演技を本格的に始めなくてはと思ったきっかけになった作品です。
Q. ジヌには「涙もろく温かい心の所有者」という美談がたくさんありますね。一方、一緒に練習生活を過ごしてきたスンユンはジヌを我慢強いとか「努力の天才」と表現しました。他人に優しく、自分に厳しいタイプですか？
そうです。他人に迷惑をかけるのが本当に嫌いな性格です。だから自分自身に対しては厳しい方です。だから腹が立ったときやむしゃくしゃしたときは他人を責めるというよりは、僕の中で気持ちを消化させる場合も多いです。そのような長短所がありますね。
Q. あなたの考える人生のウィナーは誰ですか？
僕自身です（笑）田舎で育った幼少期からウィナーのメンバーとして歌手をしている現在まで振り返ってみると多くの変化がありました。これからも一生懸命前進していきます。
Q. 昨年に続き今年フルアルバム「EVERYD4Y」のカムバックの日にちも4月4日ですね。2019年4月4日には何をしているでしょうか？
また同じ日にアルバムを出すのも良いですが、個人的には他の季節に、違う雰囲気の目新しいウィナーの姿をお見せしたいです。主に春夏で活動をしてきたから、冬に活動するのもいいですね。もしこの計画を実行するとなったら、その時は音楽の制作作業をしてるんじゃないでしょうか？そうじゃなければ、旅行に行ってるかもしれません。
Q. アルバム収録曲の中でどの曲に愛着がありますか？
11番トラックの「RAINING」という曲です。実はこの曲は僕の初めての自作曲です。アルバムに収録せずにためておいた曲なんですが、日本のエージェンシーがこの曲を収録したいと言ってくれて、最初に日本のアルバムに収録、韓国では今回のフルアルバムに収録することになりました。僕にとって意味がある曲です。
Q. ラップの歌詞から服まで、自分の色を持ってる方ですね。平昌オリンピックの聖火リレーの時に着ていたユニフォームにも「イスンフンのはつらつさ」が付いていたといいますか(笑)
僕は何にしてもストーリーテリングを重要視します。そして服を選ぶ時にもつまらない物よりも、ハツラツとして機転の効くイメージを考えながら選びます。普段は楽な服が好きなんですがカラーには気を遣います。
ブラック、グレー系統よりは楽しさをプラスできるようなカラーを探します。
Q. SNSに載せたお弁当箱にはどのようなストーリーがあるんですか？ #ihatecarrots のタグと共にお弁当箱には人参が6個書いてありましたね。
お弁当箱は日本のファンのために制作したグッズなんですが、僕達がアイテムを選べました。他のメンバーは帽子やカバンを選びましたが僕はお弁当箱が面白いと思ったんです。ゴムは緑、ボックスはオレンジにして人参をイメージしました。お弁当箱に描かれている犬は僕が飼っている「オットゥ」です。実際にオットゥが人参を嫌いなわけではありません(笑) ウィットのある表現を考えていて、設定してみたんです。服もアイテムもストーリーがあった方が記憶に残りますよね。
Q.
オットゥの性格が良いというコメントが多かったんです。そういうコメントを見たら、「僕がちゃんとしつけ出来てたんだな」って誇らしくなって嬉しいです(笑) 僕は愛犬にする教育も人間の教育と同じものだと思って、とても厳格に、確実に教育します。
Q. SNSに「人生で一番美味しいバーガー」 に対する投稿もありましたね。
1位を公開するとしたら？
1位はニューヨークのシェクシェクバーガーです。MV撮影で行ったニューヨークで
メンバーみんな時差で疲れていたので一人で検索してマップを見ながら訪れたのがシェクシェクバーガーでした。そのブランドが一番好きというよりは、遠い土地で、自分の力で、つたない英語で注文して食べたハンバーガーだから記憶に残ってるんだと思います。一人で「アメリカの味だ！」と思いながら食べた記憶があります(笑) きっとまた行って食べたとしても、その味は感じられないと思います。やっぱりストーリーが重要ですね(笑)
Q. 最近インスピレーションを受けたアーティストは誰ですか？
チェ・ヒョンソクシェフです。この間シェフのレストランに行ってきたんです。普段シェフが放送で見せるエンターテイメントな姿も好きですが、実際にシェフの料理を食べた瞬間「一食の食事にアートを込めた」という印象が強烈でした。味はもちろんですが
その中に含まれたストーリー、デコレーション、コースに合った配合を見て「本当のアーティストだ」と思いましたね。
